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[step7]配置図通りにしまう

この記事は以下の記事の続きです。

いよいよ、今まで紙袋に入れていたものをひたすらしまっていきます。配置図がきちんと書けていれば、意外とスムーズに完了する作業ですよ!

全ての場所を片付けたら、こんなに紙袋が…これをしまっていきます。

とっておくかどうか、決断をする

step6で作成した配置図(途中)

step6で作成した配置図を元にしまっていきます。

この時、紙袋ごとに中身を全部しまうのではなく、「全部の紙袋の中からしまう場所が決まっているものを取り出す」というのを徹底してください。

これは、しまい忘れ防止のためです。しまい忘れが多いと、最終盤になって、「しまい忘れを入れようと思ったら入りきらなかった…」なんて悲劇が起こる可能性があるので、それを防ぎます。

しまう場所がまだ決まっていない場合は、無視して紙袋に入れっぱなしでOK。

この時点で、”取っておくか捨てるか迷って紙袋に入れたもの”は決着つけようね。

とうとう決断しないといけないんだね…!

でも、ここまで片付けてきたら、”今の自分にいるもの”が直感的にわかってると思うよ。もちろん、とことん悩んでも大丈夫!

紙袋の中から、「とっておくか捨てるか迷って紙袋に入れたもの」が出てきたら、とっておくのか、お別れするのか決めましょう。

今までの手順では「長時間悩まない!」をモットーとして、どんどん片付けを進めてきましたが、この最後の段階は別です。

なかなか決められない、と思ったらとことん悩んでもOK。自分が納得のいく決断をしてくださいね。

うーん、取っておくか捨てるか全然決められないんだけど…何かわかりやすい基準とかないの?

具体的な数値とかではないけど、やっぱりこんまりさんの”触ってときめくか”はしっくりきたなあ。

あの有名な”こんまり”さん…!

「片付け」と言えば”こんまり”さん、こと近藤麻理恵さん。こんまりさんは、「こんまりメソッド」と称した独自の片付け方法を編み出し、発信している方です。

私は近藤さんの書籍を読んでいませんし、当サイトで紹介している片付け方法もこんまりメソッドとは違うものです(おそらく)。

ですが、私が部屋を片付ける時、近藤さんの公式サイトでも紹介されている「こんまりメソッド」の有名なルールの一つは取り入れました。

触った瞬間に「ときめき」を感じるかどうかで判断する

https://konmari.jp/about/ 近藤麻理恵公式サイト:こんまり®メソッド️『5つの原則』 より引用

私はこの、”ときめき”を、「思い出が蘇ってきていい気持ちになれるか」って解釈したよ。

なるほどー、…このキーホルダー、一部欠けちゃってるけど、取っておくことにする!

「ときめき」というのは感情を指す言葉なので、少し曖昧な言葉ですが、私は「”思い出が蘇ってきて”良い”気持ちになれるか”」と解釈しました。

持っているものすべてに、買った時、もらった時、使った時の思い出があるはず。

そもそも思い出せないものや、何の感情も湧いてこず、「学生時代は好きだった」という事実しか浮かばないものは、お別れのタイミングかもしれません。逆に、例えもう一生使わないようなものでも、自分が”良い”気持ちになれるのであれば、とっておくことを肯定していいと思います。

本棚の片付けの時にも書きましたが、「捨てる後悔より捨てない後悔」だと思います。

片付けは断捨離とイコールではありません。物に対する執着を持ったままでも、部屋は片付くと思っています。

しまえるものがなくなったら?

配置図に書いてあるものはしまったけど、まだ紙袋の中にはこんなにたくさん…。

しまえるものがなくなったら、紙袋の中を見て、どんなジャンル分けができるか考えてみて。

うーん、あ、ポーチが多いな…

そしたらポーチをどこにしまうか決めて、配置図に書き加えるの。

そっか!step6とstep7は行き来するんだった!

配置図通りにしまっていって、途中でしまえるものがなくなってしまったら、step6の配置図を書くところに戻ります。

配置図に書き入れたら、また配置図通りに紙袋の中身をしまっていきます。

配置図の通りにできない時は?

配置図を書いた時は入ると思ったのに、思ったよりものが大きかった…

そんなに数がないかと思ったのに、紙袋からたくさん出てきて、入りきらなくなってしまった…

そんな時は、配置図を書き直す必要があります。せっかく書いたのに修正するのは手戻り感があって面倒ですが、ここで踏ん張れば、今後困る可能性が一気に減りますよ!

机の引き出しにしまう予定だった「カメラやスマホなどの保証書・説明書」が入らなかった…という例で話を説明します。(私が片付けた時の話です…)

お金や通帳などをしまっている引き出しに一緒にしまおうとしたものの、入りきらなかった…という状態になってしまいました。

説明書は分厚いので入りきらなかった…

この場合、考えられる解決法は2つ。

  • 入りきらなかった保証書・説明書を別の棚に入れることにする
  • 既に入っている筆記具やお金を別の棚に移動させる

考え方は色々ありますが…私は、頻繁に出し入れする可能性がある筆記具やお金は、一番取り出しやすい机の中に入れておきたいと思いました。というわけで、今回は入りきらなかった保証書・説明書を別のところにしまうことにします。

別の場所を探す時、もちろんまるきり空いている棚に入れることにしてもOKですし、すでに入れ終わったけど、まだ空きスペースがある棚にしまうことにしてももちろんOK。

今回の保証書・説明書は「重要なもの」として最初はお金と一緒にしまおうとしていましたが、入らなかったので、ジャンルを「頻繁に使わないもの」と解釈し直して、乾電池やUSBを入れている引き出しにしまうことになりました。

このように、「ジャンルを別のものに変える」と考え直すと、しっくりくる配置図が書直せますよ。

全部しまい終わったら

この棚にマニキュアを入れて…わーーー!紙袋全部空になったよ!!

お疲れさま!これで片付けは完了だね!!

やったーーー!!!!

配置図を書き、紙袋の中身をすべてしまったら片付けは完了です!本当におつかれさまでした。

出窓

どうしても入らない時は

もし、紙袋の中身がどうしても全部しまえない、棚に対して全体の持ち物が多すぎる…という場合。

片付けによって、全体的な持ち物の量は(個人差があるとはいえ)減りはしても、増えていることはありません。出来るだけ、なんとかしまえるように頑張りましょう…!

それでもどうしてもしまえない場合は、別の方法で解決策を考えます。

  • 「死んでる」スペースがあれば活用する
  • 棚を追加する
  • 今使っているものよりもっと収納力のある棚にする
  • トランクルームを借りる

ちなみに、「ものを捨てる」というのはあまり選択肢として考えません。十分に悩んで「とっておく」と決めたものたちのはずなので、ここからさらに無理して捨てる必要はないと思います。

「死んでる」スペースがあれば活用する

選択肢1の「死んでる」スペースの活用。言葉は物騒ですが、例えば棚の裏や空いている壁を活用します。

リュックをかけています。真ん中にはデジカメが。

これは私が片付け前からやっていることですが、こんな風に、壁掛け用のフックをかけることで、棚の裏にカバンがかけられるようになります。

フックにカゴをかければ、小物を収納することもできるようになりますね。

フックは雑貨屋はもちろん、100円ショップのセリアでもたくさんの種類が販売されています。

壁が空いている場合も、最近はちょっとした壁掛け用収納棚はたくさん販売されているので、そちらをかけることもできます。これらは1つ1つは大した収納力はないのですが、これによって別の場所の棚が空けられるのがポイント。

例えば、アクセサリーをすべて壁掛け収納に移動させれば、アクセサリーをしまっていた引き出しが空いて、そこに別のものをしまえるようになりますよね!小物類がいっぱいで…という方にオススメの収納法です。

棚を追加する

その通り、新たに棚やラックを購入します。

入りきらないものが書籍関係だったり、とにかく数が多い方にオススメ。収納の問題は解決しますが、部屋全体のスペースが狭くなるので、よほど余裕がない限りは厳しい選択肢です。

今使っているものよりもっと収納力のある棚にする

「もっと収納力のある棚にする」というのは、「今ある棚を買い換える」ということ。

棚のような大型な家具って、あまり買い換える機会は多くないですよね。昔に買った棚をずっと使っていたりしませんか?

特に本棚の類は、同じ大きさでも収納力が高いものがたくさん販売されています。長年買い換えていないなら今がチャンス!

実際、私も昔本棚を買い替えたのですが、旧本棚のものをすべて移しても悠々スペースがありました。旧本棚はいっぱいいっぱいだったのに!(笑)

私が今使っているものと似ているタイプはこちらです。扉の裏にも収納ができるタイプ。本の日焼け防止にもなりますよ。

こういう、スライドタイプが友人の家にあって感動しました。収納力かなり高そう。

家具を買うのはちょっと値段も大きさや組み立てを考えると躊躇しますが、もし入りきらない原因が書籍の場合は特にオススメです。

トランクルームを借りる

最後、私自身は利用していないのですが、最終手段として「トランクルームを借りる」があります。

トランクルーム言われて想像するのは空き地にあるコンテナのようなものですが、それではありません。最近は、段ボール1つから簡単に預けることができるトランクルームサービスがあります!

2つ紹介しますが、両方ともスマホで預けている荷物が管理できるそうです。サービスの進化を感じますね…。

サマリーポケット

有名人が利用していたり、SNSでも広告を見かけたりと、ネームバリューのあるサマリーポケット。特徴は値段の安さと、洋服をハンガー保管してくれる(有料オプション)でしょうか。

他にも、洋服をクリーニングに出してくれたり、不用品はそのままヤフオクに出品してくれたりと(どちらも有料オプション)、細かなサービスが魅力。特に洋服を預けたい人にオススメできそうです。

AZUKEL

私の姉が利用しているサービスです。姉が預けているのは主に漫画だそう。

価格帯は先に紹介したサマリーポケットと似たようなものです。大きな違いは、プランがシンプルなこと。

サマリーポケットは本を預けられるブックスプランと、(基本的に)本以外を預けるレギュラー・スタンダートプランに分かれています。AZUKELは、箱は1種類(サイズは種類あり)しかなく、そこに好きに何でも入れるシムテム。色んな種類のものを少しずつ預けたい方にオススメです。

また、スーツケースなどの大型の荷物も預けられるので、大型の荷物を預けたい人にもオススメです。

私がトランクルームサービスを利用していない理由は、自分のものがすぐに取り出せない、しかも取り出し料金がかかるのは、すごく不便だなと思うのが理由です。あくまで最終手段としての利用をオススメします。

電子書籍にシフトするのも有効

ちなみに、入りきらないものが書籍の場合は、電子書籍に買い換えるというのも一つの手段です。

紙の書籍派、という場合は無理にする必要はないですが、もし本をトランクルームに預けてしまうと「読みたい!」と思った瞬間には読めません。電子書籍であれば、いつでも読めますし、スペースも取らず、また日焼けなど劣化する心配もありません。

持っているものを買い直すのはなんだかもったいないという気もしますが、トランクルームに預ける料金&取り出し料金と、電子書籍の料金(紙の書籍と違ってクーポンや割引がある場合も)を比較した場合、長期間預けるのであれば、結果的に電子書籍を買ったほうが得なような気がしませんか?

私はそうは言っても実店舗で紙の本も買うので、どちらも取り扱っていてポイントも貯まる、hontoを利用しています。

片付け、終了!

完了していることチェックシート

配置図が完成していること

全ての紙袋の中身が空になっていること(配置図通りにしまったこと)

しまう場所がわからなくなって放置されている物がないこと

配置図は、新しいものが増えた時やリバウンド防止にも役立ってくれるので、少なくともしばらくは捨てないでとっておきましょう!

チェックが3つ付いたら、片付けは完了です。片付け、大変だったと思います。でも、スッキリした部屋で過ごすのはとっても気持ちよく、片付けた甲斐があったな〜と思うことが、きっとこれからたくさんありますよ。

本当におつかれさまでした!

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