この記事は以下の記事の続きです。
床・机の上と片付けて、少しずつ部屋が片付いている実感が湧いてきたところだと思います。続けて、目に見えるところを片付けて、「片付けた感」に浸ってテンションをあげましょう!
そもそも片付けるのはどこ?
基準としては、「引き出しの中以外」!
え、じゃあこの出窓とか全部!?かなり膨大なんじゃ…
そうだね。この段階からだんだん飽きてくるし、時間もかかるけど、これが終われば山場は越えるよ!
棚やラックなど、「引き出しを開けなくても見える部分」をすべて片付けます。人によって「引き出しの中身以外」の部分がどのぐらいあるかは変わってくるかと思いますが、範囲が膨大、という方も多いのでは。
ただし、片付け方の手順としては今までと変わりません。床や机の上を片付けたときと同様、ゴミは捨て、しまう場所があるものはしまい、行き先を決められないものは紙袋に入れます。
また、机のときと同様、出来るだけ棚の中身をスッキリさせると良いです。ただし棚に入っている本など、すべてのものを紙袋に移すのは難しいと思いますので、「ジャンルにこだわらず一箇所寄せてに集める」ことをオススメします。
少し見づらいですが、下の写真のような感じです。
本以外の雑貨とかは紙袋に入れてね!
出来るだけ紙袋にいれる目的は、最終的に「とっておくすべてのもの」をしまうために、置き場所の固定観念を捨てたいからです。
また、一箇所に寄せることで「スッキリした感」を自分の視覚に訴えることができ、片付けのモチベーションを長続きさせます。
脱線の可能性を下げるポイント
うわ〜高校の卒業アルバム…こういうのって、片付けの脱線アイテムだよね。誘惑が…
棚に手を出し始めると、急に脱線アイテムが増えるんだよね。そういう時は、誘惑が少なそうに見えるところから手をつけるといいよ。
棚の中を整理し始めると、現れるのが「片付けの手を止めようと誘惑してくるアイテム」。
久しぶりに見つけた漫画、卒業アルバム、子供の頃の写真などなど…ついつい見入ってしまって片付けが中断してしまうというのは、「片付けあるある」ではないでしょうか?
もし、片付けの範囲が多く、どこから手をつけていいか迷った場合は、「脱線の可能性が低い所」から始めるというのも手です。
- 雑貨が置いてある棚・スペース
- 参考書・ビジネス本・ノートが入っている棚
- 放置年数の長いスペース
雑貨はアルバムのように「ついつい中を開いてしまう…」というものでもないですし、「とっておくのかどうか」を即決しやすいアイテムです。もし即決できなくても紙袋に入れれば、ひとまず完了するので時間がかかりません。
アルバムや漫画は、ついつい懐かしくなって中身を見てしまうものの代表ですが、それ以外の本、つまり参考書やノートは「ついつい…」が比較的少ないジャンルだと思います。
放置年数の長いスペースを先にやるのは、不要なものが多く眠っている可能性が高いからです。学生時代のプリント、数年前のカレンダー、もう捨てた家電の説明書…「捨てる・とっておく」を簡単に分類できるものがたくさん出てくるかもしれません。
機械的に作業ができるスペースを先にやることで、だんだん「分類」という作業に集中できるようになります。集中状態でアルバムや漫画の入っている棚に手をつけると、どうでしょうか。きっと中を見ようとはならず、分類できると思います。
入りきらないときは?
散らばってた漫画をしまってたら、もう本棚が入りきらない感じなんだけど…
確かに隙間に詰めてもいっぱいだね。じゃあ、他の空いてる棚とかに集めておくといいよ。
なんかこれって片付いてるのかなあ…
片付いてるよ!あとで本棚を整理したらスペースが空くかもしれないし、入りきらないなら、最終的には新しい本棚を買うとか、そういう選択肢を考える必要があるよね。でも今はこれでOK!
各所に散らばっていた本を本棚にしまっていくうちに、だんだん入りきらなくなってきた…ということもあるかもしれません。
その時は本棚に無理に突っ込むのは諦めて、空いているスペースに仮置きをしておきましょう。紙袋にしまってもOKですが、紙の本は折れたり破れたりしやすい物ですので、他の雑貨と一緒に紙袋に入れる時は注意してください。
ふ〜!だいぶ大変だったけど、かなりスッキリしたぞ〜!
棚は特に、角にホコリが溜まりがちだから、一度拭いた方がいいよ!
本棚の整理について
ここでいう本棚とは、写真のように小説・漫画・CD・DVDをしまっている棚・または棚の一部分のことです。
本棚の整理そのものは、”引き出しの中身以外”がすべて片付け終わった後に着手します。本棚を片付けた後に、また別のところから本が出てきた…ということを避けるためです。
本棚の整理にはコツはあるの?
うーん、こればっかりは個人の趣味と感覚の範囲だからなあ…
本棚は少し特殊で、紙袋は利用せず、不要な本のみを抜き取る方法を取ります。
不要と判断したもののみ抜き取ったあと、もし入りきらずに別の棚に仮置きしていた本やCDがあれば、本棚に入れていきます。ただし、こちらも今まで同様、スペースを空けるために無理に捨てる必要はありません。
捨てるか捨てないか迷った時は、「とりあえず捨てずに、未来の自分に任せる」という手があります。本棚の中身は基本的に紙袋に入れることはないので、紙袋に入れる感覚で、残しておいてOK。
勢いに任せて捨ててしまい、後で「やっぱり捨てなきゃよかった…」と後悔する気持ちは苦しいものです。
もし、「片付けの時に一緒に捨てればよかった」と思う日がきたら、その時があなたにとっての「ものの捨て時」。迷うなら、今はそうじゃないということだと思います。
部屋を見渡してみよう
おお〜!自分でやってるとはいえ感動するね!紙袋すごいけど…
紙袋は気にしない!次はいよいよ引き出しの中だよ!
この段階までくると、ほとんどの物がゴミ袋か紙袋・または棚の中にしまわれているので、床・机・その他目に見える範囲が全てスッキリしているはずです。
いよいよ次の段階、引き出しの中を片付ければ、部屋中のものを全て分類したことになります。長かった片付けも、もう折り返しは過ぎています。嫌になった時は、汚かった時代の部屋を思い出して、ここまで頑張った自分を褒めましょう!
ステップ4、完了!
部屋中の「引き出しの中以外」のところを片付けた
本棚を片付けた
先ほども書きましたが、本棚は必ずしもこのタイミングで無くてもOKです。